2006-11-30 第165回国会 参議院 厚生労働委員会 第5号
また、こうしたDOTS等の結核対策を推進するためには、結核対策に知見を有します医療関係者の育成が重要なポイントとなります。医療関係者に対しては、国庫補助の下、財団法人結核予防会において、医師を始め、診療放射線技師、保健師、看護師、臨床検査技師等、医療従事者に対してこれまで様々な研修コースが実施されてきました。
また、こうしたDOTS等の結核対策を推進するためには、結核対策に知見を有します医療関係者の育成が重要なポイントとなります。医療関係者に対しては、国庫補助の下、財団法人結核予防会において、医師を始め、診療放射線技師、保健師、看護師、臨床検査技師等、医療従事者に対してこれまで様々な研修コースが実施されてきました。
具体的には、患者の状況に応じて入院中は院内でDOTS、退院後は患者のリスクや生活形態、また地域の実情等に応じて外来、訪問、また連絡確認DOTS等を行ってまいりまして、終了後は治療成績の評価を行うと、こういうことも推進をしてまいりたいと思います。 今後とも、先生の御心配なことにならないように、しっかりと必要な予算を確保しながらきめ細やかな結核対策を推進をしてまいりたいと考えております。
厚生労働省におきましては、引き続き適正医療の推進やDOTS等を通じた結核患者の治療完遂支援を通して多剤耐性結核菌の蔓延防止に努めてまいりたいと思います。
厚生労働省においては、現在、DOTSの実施形態として、患者ごとに計画を立て、入院中は院内DOTS、退院後は、患者のリスクや生活形態、地域の実情等に応じて、外来DOTS、訪問DOTS、連絡確認DOTS等を行い、終了後は治療成績の評価等を行うことを推進しております。
それから、こうした状況を改善して、それからDOTS等の対策を推進していく上で、結核の治療にかかわる医師の確保、あるいは保健所の機能強化というようなことも非常に重要ではないかというふうに思っておりまして、医師に対しましては、結核の臨床あるいは必要な知識の習得を目的としました幾つかの研修を行っているほか、最新の臨床知識、技能の習得、それから結核対策におきます医療機関の役割についての認識を深めるための研修等
○政府参考人(田中慶司君) 委員御指摘のとおり、特に多剤耐性結核というのは再発事例の約二割を占めると言われていることから、DOTS等によりまして治療を徹底して多剤耐性結核の発生予防に努めるとともに、現状では治療が困難な多剤耐性結核患者の治療、改善に向けた取組も非常に重要でございます。